一日瞑想会とカートヴォネガット短編集

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今日はヴィパッサナー瞑想の一日瞑想会に参加してみた。近鉄と阪神の直通運行のおかげで奈良から神戸まで千円以下でスムーズに到着。ありがたい。フリーランスでふだん電車に乗らないから、電車で読書がはかどるのを久々に体験。まだカートヴォネガット全短編3 を読んでいる。

小説は20代までは貪るように読んでいたが、30代に入ってからは以降は内田百閒とカズオ・イシグロ以外読む気がせず、たまに読んでみてもを面白くなくて、新規開拓をすることなく過ごしてきた。それが先日、図書館でたまたま座った位置の目線のところにこの本があり、なぜかすっと借りる気になった。さすが無意識のなせる技、まさに好みの作家で今読むのが最高のタイミングの作品ばかり。解説が数少ないお気に入りの作家、川上弘美というのもうれしい。

仕事と金と生き方をめぐる短編ばかり集めた3巻は、相方から経済的に自立しないと分かれると言われていやいやながらフリーランスを再開した今の状況に符合しており、ティーンネイジャーのごとくノートに書き留めたい言葉がボロボロ出てくる。涙が浮かんだり、ついにやりとしてしまったりと、寝る前に読むカートの世界に魅了されている。

こんなにおもしろいと(あるいは歳のせいか)一気に読むのさことができず、かれこれ一週間以上かけてひとつずつ読んでいたのが、今日の電車内読書によってほぼ読了してしまった。図書館で借りたけど、買おうかなと思うほどの出会いだ。

これまでに出会った人と本とでは、断然後者のほうが重要度と頻度で勝っている。にしてもこの作家のこの短編集とのめぐりあいは今年のいいことトップ3に入りそうだ。

肝心の瞑想会は、もちろん良かった。聖なる沈黙ののおかげで誰とも知り合うことなく、しっかり座ってさっと帰れた。段々体の感覚を意識できる時間が長くなってきている。あとはこの実家ぐらしの間にどれだけ怒りと執着の煩悩を手放せるか。両親と暮らしているといくらでも湧いてくるので、修行対象にはことかかない。ありがたし。

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