完璧じゃないままお金もらう

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最近、このブログを始める前にやっていたアメブロをぼちぼち更新しています。

それで気がついたのは、アメブロだけを運営していた時よりブログエディタを格段に主体的に使えるようになっている、ということ。

WordPressではブログのデザインに使うツールとか配置とか自分で色々決めなきゃいけないんだけど、それを自然にできるようになっていることに気づきました。

このブログを開設してちょうど1年。

パソコン周りにはあまり苦手意識がなくて、コツコツやってきたんですが、知らないうちに「当然」なっていることがこんなにあるなんて。これってビジネスをする時と同じだなぁと思っています。

 

起業してビジネスを始めると、ひとつ残らず、自分で決めなくてはいけません。

翻訳業を再開したときもそうでした。

営業して、契約書の内容を検討して修正提案を出して、価格交渉をして。仕事を受けるか辞退するかも全部自分で決めました。

で、私はその部分はさほど苦手意識なくできたんだよね。やるべきことがはっきりしていたし、感情を切り離してできることだったから。

女性は事務の仕事をしている人も多いから、価格交渉とかもそういう事務仕事の一貫だと思えばわりとサクサクできる人も多いんじゃないかな。

 

じゃあ起業とかビジネスとかに対していま感じている「怖さ」ってどこにあるのかと考えたとき、

人と感情のある個人対個人として関わること

もっと言うと、完璧じゃないダメダメな自分を出すのがこわい(怒られそうで)

ことにあると感じています。

 

でも、自分でビジネスをやっている以上、完璧じゃない私のまま仕事する、と自分で決めていいんですよね。

 

翻訳の仕事では、自分の技能を売っているだけ、完璧にやってさえいればよかったので、精神的にラクでした。でも体力的に辛い。

すごく気を遣って文章を整えるし、ずっといろんなことを調べ尽くすから際限なく時間をかけられるし、何と言っても「完璧であること」を求められるから。

完璧であること、それはもう翻訳業界の基準というか、完璧じゃないと仕事はこないし、翻訳会社に登録することすらできません。

脳みそフル回転だけど、感情や肉体は全く使わない。するとだんだん心と体がこわばってくるんです。冷えひえ。なので幸福感を感じられませんでした。

 

もともと、この完璧主義は、中学受験のときに母に叩き込まれました。(母親はラスボス…)

母のホロスコープでは、子どもを示す5ハウスで土星と火星が重なっており、それが月に対して鋭い角度を取っています。

土星火星は完璧主義。それが月という子どもに痛みを与える、という配置です。

 

 

この母の完璧主義が私にもしっかりダウンロードされて、今の今まで機能してきました。

 

何をやるにしても完璧であるべき。

プロなら完璧なサービスを提供するべき。

完璧にやりさえすれば、誰からも文句は言われない。

 

…これは私にはキツかったです。翻訳業に向いている人って自分にその資質があって、それを活かせている人だと思います。向いてない人がこれをやり続けると、鬱になります。(なんでも自分と違う何かを演じようとすると、鬱になるんだよね)

実際、母は50代の時にピアニストとして音大に入り直して、この完璧主義で徹底的に学び直し、首席で卒業しました。本人もそのことに満足しているし、素晴らしい資質の使い方だと思う。(ちなみに5ハウスは芸能も表します)

でも、私は本来、木星+土星が強く、火星はスピリチュアル方面にだけ強い(うお座8室)ので、完璧主義どころかかなり大雑把なんです。

だから翻訳の仕事をすると、どうしても辛くなる。

 

実は少し前に占星術のメール鑑定をしていた時も、全く同じ完璧主義のワナにはまってしまいました。

「完璧じゃないとお金をもらっちゃいけない」

という精神から、徹底的にホロスコープを読み込んで商品に仕上げました。

学びが多く、本当にありがたいチャンスばかりだったんだけど、使っている技能やエネルギーは翻訳とほぼ変わらず。

クライアントさんにはもちろん喜んでいただけたんですが、「このやり方だと続けられない」とつくづく体感しました。

 

ベトナムに来て感じるのは、「別に完璧じゃなくてもお金もらっていい」っていうこと。

店員さんは普通におしゃべりしておかし食べてるし、決してぞんざいなわけではなく、お客さんにも自分にもゆるく、優しく生きている。

日本でも本当はそうなんだと思う。なんか変なところで完璧主義。

完璧主義のサービスは素晴らしいんだけど、それを提供する側が自分に鞭打ってやっていたんじゃ、お客さんにも伝わります。

「誇りを持ってやっている完璧さ」と、「怒られるんじゃないか、売れないんじゃないかという恐怖からの完璧さ」は、異質のものだから。

 

たとえばぼびおが気に入っている美容室は、オーナーのJiroさんのカットが完璧です。

NY Dry Cut Jiro’s WorkShop  の記事

それもJiroさんが自分のライフワークとして誇りを持って、自分のためにやっているから。無理をして「完璧」にしようとしても、あれほどのワザは実現できないはずです。

だから、「自分に嘘をついたり、自分を偽らない」ビジネスが本当はサービスの提供側、クライアント、双方にとって一番いいんだよね。それが本当の完璧さに繋がっていく。

 

ビジネスに限らず、この世界での体験はみんな自分を本来の姿に戻すためにあるアトラクション。ひとつずつ殻を潰していく感覚は単純に楽しいです。

というわけで、完璧じゃないダメダメな自分のままお金をもらってみる、と決めました。完璧じゃないけど、完璧なサービス。無理をしないからこそ全力で提供できるサービス。考えるだけでわくわくします。

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