全惑星意識へ向かうということ 相性とか考える前に

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今年は相性に興味津々だったので、少し前に夫婦の相性研究 その1を書きました。

ところが最近の占星術研究会で、夫婦の相性に関してある方から「若いときは相性とかすごく気にしてたけど、あまり気にしすぎなくても幸せにやっていけるもんよ」と言っていただきました。

占星術の大先輩の一言にそっかぁ〜〜と深くうなずきました。どちらかと言えば晩婚でいらしたその先輩は、すでに自分で全惑星を使いこなしておられるからこそかもしれません。12サインの性質を偏りなく発揮できる自立した人間であれば、相性はあまり関係なく長続きするパートナーシップを築くことができるということです。

もちろんパートナーはじめ長く深く付き合う人との相性による影響はジワジワと効いてくるので、相性図を検討する意味がないわけではありません。

ただ、当事者の意識がどれくらい発達、成熟しているかによって、どんなパートナーと結ばれるかも変わってくるということではないでしょうか。松村潔先生の言う惑星意識で生きている人は、相性的に否応なく引かれる相手と無意識のうちに結ばれやすいのかもしれませんし、全惑星意識が発達してきている人は、相性はあまり効いていない相手ともうまくやっていけるのかもしれません。

いずれにせよ、相性を考えるうえではまず、惑星意識から全惑星意識へ向かうという人生の筋書きを考えた方がいいな、と思った次第です。まぁ相性に限らず、経過や進行の惑星からの影響を考えるうえでも、ですね。

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月意識→惑星意識→全惑星意識→太陽意識→恒星意識

月意識は哺乳動物として自己対話のないまま生きている状態ですね。

惑星意識というのは、いずれかの惑星に焦点を合わせている状態です。金星なら金星、太陽なら太陽、火星なら火星。惑星の発達する年齢域により、意識を合わせやすい惑星は異なります。学童期なら水星意識、思春期なら金星意識など。積極的に人生を作り上げていく太陽意識、火星意識は発達しないままの人も少なくありませんし、土星意識は特に若いうちは自分の中に育っていなくて、他者(父親や上司など目上の男性、土星的なできごと)に投影することが多いです。

もし火星意識のときにスクエアの位置にある土星から横槍を入れられると、カッとなるものの、やり込められて怒りを抑圧することになります。ひとつの惑星に同化したら、ほかの惑星とのやり取りで一喜一憂する。被害者意識に陥りやすい意識状態です。悩みが生じるのは、このようにどれかひとつの惑星に同化しているときですね。

そのひとつ上の次元にある全惑星意識では、10ある惑星全部を見下ろす位置から各惑星の動きを俯瞰します。火星と土星がスクエアになっているとき、片方に肩入れするのではなく、その双方の立場を考慮に入れたうえで、言動を決めます。全惑星が意識下にあるため、思いがけない事態が起きる、ということがなくなります。惑星を外部に投影することがなく、全て内的状況として処理できる状態です。この次元に来ると、悩みが悩みではなくなります。

 

たとえばぼびおはここ数年間、トランジットの冥王星が出生の月に重なっていました。前のパートナーに突如別れを告げられた、というお話は、惑星意識で見ると青天の霹靂です。しかし、全惑星意識で見ると、「必要な変化を無意識のレベルから自分で起こした」という捉え方になります。

惑星意識のままでずっと生きていると、いつまでも被害者意識が抜けず、そこから学びを得ることも主体的に人生を進めていくこともできません。

しかし、全惑星意識に手が届くと、その途端にものごとが明晰に見えて自分の人生に納得がいき、そこからどのように進んでいけばいいのかがはっきりとします。具体的にどのような人生を歩みたいかわかるというよりは、「人生は何が起きても大丈夫」ということが体感できるようになります。

つまり、パートナーとの相性云々ではなく、誰もが全惑星意識を取り戻す方向に行けば癒されるし、前向きになれるということです。

で、パートナーとの相性とかトランジット(現在の星回り)図、進行図の惑星などからの影響は、惑星意識から全惑星意識への架け橋になるというわけです。

自分の出生ホロスコープだけだと限られた感受点(惑星とかアングル軸とか)しかないけれど、そこにほかの人や星からの影響が入ってくると、今まで感じたことのなかったサインのエネルギーを感じることができます。

家族とか同僚とか部下とか上司とか常連さんとか、もっと言えば好きなアーティストの作品とか日々利用しているお店のホロスコープとか、私たちは日々生きているだけで日常的に関わる人や存在から常にいろんなサインの影響を受けているし、もちろん空を経過している惑星からの影響も受けています。

日常生活の嫌だなと思うことも、楽しいと思うこともみな、月意識や惑星意識で受けている印象です。で、そうやっていろんな印象を受け取りつつも、それを「そういう考え方、感じ方、ものの見方が自分の中にあったのか」とやや俯瞰して眺めることにより、全惑星意識に近づいていくことができます。階段を上っていくように本来の自分に戻っていく。

Josh rangel aDmYkVd6rs4 unsplash

ホロスコープって公転周期の異なる10惑星が360度、12サイン(おひつじ座〜うお座)をぐるぐる回るわけですよね。そして、回るたびに少しずつ階層をあがっていきます。

12サインは火・風・土・水の元素から成り立っていて、幾何学的にそれぞれの元素が揃うほどにバランスが取れる。元素バランスが取れるような人や存在は近くに寄ってきやすいし、そういう人やアーティストってなぜか気になるのです。これはエネルギーが均衡を取ろうとはたらくから。

人生でいろんな人や存在と関わるなかで、こうしてサインのバランスが少しずつ整っていく。そうして次第に全惑星意識に戻っていく…ものすごく大雑把にいうと、私たちはそういうストーリーを生きているのだと思っています。わざわざ時間と空間のある世界を創って。

なので、出生図や経過図、相性図を見るときも、あくまでも全惑星意識を取り戻すためのヒントとしてみるようにしてみる、もっと意識的に惑星を使って、サインの性質を取り入れようとしてみる方が立体的に読めるのではないでしょうか。

ここまで考えてようやく、ここ最近ずっと実践してきた「良い気分を保つ」というあり方と占星術とが結びついたように感じています。

つまり、「何が起きても物事の良い面を向ける、いい気分を保つ」ためには、全惑星意識に向かおうとするしかないからです。

「この思いがけないできごとを通じて、私は一体どんなエネルギーを取り込み、使えるようになるのか」という視点からしか、惑星意識に基づく被害者意識から抜け出すことはできません。

Cristina gottardi JqYg5nYotp0 unsplash

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