惑星の品位とエネルギーの流れ

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ミカミポーラ先生の大家店子式ホロスコープ読みをマスターしたい!これはハウスからハウスへ、サインからサインへのエネルギーの流れを追うというもの。講座を受講できるのが一番いいんだけど、直近では見つからず、もう少し探してみたら、ミカミ先生のnoteを発見したので購入しました。

ルーラーと在惑星、または大家の家賃徴収と店子の保護

松村先生は、『完全マスター西洋占星術』P48で「サインとルーラーの関係性は、サインが備蓄した燃料をルーラーが燃やす」と表現されています。

ミカミ先生のnoteを読んでいたら、『完全マスター西洋占星術』P194にいけだ笑み先生が寄稿している「天体の品位について」というコラムがあるということを思い出しました。

初めて聞いたときは占星術で「品位」って何、と思ったんだけど、これは英語ではディグニティー dignity といって、天体が各サインにいるときの居心地の良さを表す古典占星術の考え方らしい。そして、いけだ先生のコラムによると、サインのルーラー(支配星)っていうのは古典占星術でいう「ドミサイル」という品位に相当するのだって。

勉強ついでに書いておくと、サインと惑星(天体)との間の支配関係をエッセンシャルといい、天体がのびのびとふるまえるサインにいるときは天体が品位を得ていると考えて「エッセンシャルディグニティー Essential Dignity」、反対に萎縮するような品位が落ちる状態の時は「エッセンシャル・デビリティー Essential Debility」と呼ばれている。

占星術学びはじめのころは、ただでさえ覚えることが多すぎて『完マス』のコラムは読み飛ばしてたんだけど、ひと通り学び終えて余裕が出てくると、がぜん興味が湧いてきました。

で、ミカミ先生の「大家店子読み」では、ハウスを長屋、サインのルーラーを大家、サインの在惑星を店子にたとえて、ホロスコープでエネルギーがどう流れるかを読んでいきます。店子は大家に店賃を払い、大家は店子の面倒をみるという文脈で考えると、わかりやすい。

読みかじりで試してみておもしろかったので、もっと勉強したいと前々から思っていたので、今日はぼびおの出生図をこの方式で読んでみます。Naomi Natal gif スクリーンショット 2018 06 11 10 47 27

チャートおよびディスポジター画像はいずれも大澤義孝氏の占星術ソフトAmateruで作成しました。

やぎ座の月と水星の大家さんは土星。

土星は4ハウスさそり座にあって、冥王星(または火星)が大家さん。

冥王星は3ハウスてんびん座にあって、金星が大家さん。

金星は8ハウス魚座にあって、海王星(または木星)が大家さん。

海王星は5ハウスいて座にあって、木星が大家さん。

木星は5ハウスいて座にあって、自分が仕切る長屋に住んでいる。

火星は海王星(または木星)が大家さん。

太陽は天王星(または土星)が大家さん。

天王星はいて座にあって、木星が大家さん。

このなかで大家の中の大家、ファイナルディスポジターは、いて座5ハウスにいる木星ということになります。ディスポジターの図では、木星が丸く囲われています。ぼびおのあらゆる心的エネルギーはこの5ハウスのいて座木星を活性化するということになります。

いて座木星は思想・哲学の星なので、人生が全体的にそっち方面へ向かいやすい。5ハウスなので、あくまでも趣味や遊びの範囲で、です。楽しくないと機能しない。

アスペクトをふくめたエネルギーの流れを生命の樹の中心軸である月ー太陽ー土星の順でみてみます。

月まわり

まず月は水星とともに山羊座にあり、さそり座土星の支配を受けています。

4ハウスさそり座土星は個人の垣根を壊して一体化した感情を持つことを迫る家族と、そんな家族に対する責任感を表しています。月と水星はその土星の「家族に対して根拠のない責任感を抱く」という方針に見合うような働きをします。

具体的には、家族、家系に利するような恥じるところのない生き方、発言を心がける。無意識のうちに本を読むときもメールを書くときも、家族の長としての責任感、家系に恥をもたらさないあり方を心がけています。突飛な発想や奇想天外なアイデアは得意ではなく、むしろ古典や伝統によくなじみます。

土星は月と水星の面倒を見る、という点から考えれば、規律正しい生活を送る、良きにつけ悪きにつけ習慣づけるのが得意、定期的に学び続ける姿勢、物持ちの良さ、などいい面もあるかな。

土星大家のおかげで規律正しく型にはまりがちな知性や生活。これを打破する力は、土星が在泊しているさそり座の大家、冥王星から持ち込まれます。

水星と冥王星とのスクエアは、松村先生に言わせれば、「毒を含んだ知性」(アスペクト解釈大辞典)です。

土星からみれば、自分ちの大家さんが自分の店子水星に、自分の住んでいる長屋の大家さん=冥王星が「もっと深く、もっと深く」と冥界から呼びかけている状態です。土星は口出しできません。何かを学ぼうとするとき、または人の感情を取り扱う(月水星合)とき、どこまでも深く掘り下げようとしてします。

Naomi Natal gif

冥王星は土星とゆるい合でもあるので、冥王星は土星の住む長屋 ICの床に穴をあけ、地上に建てられていた長屋を地底世界に繋げてしまいます。その過程で土星は押しつぶされていまい、地上の家系より深いルーツがホームポジションになっていきます。

深いルーツにつながることができれば、月と水星は土星の常識に従うのではなく、もっと深い場所への責任感、価値観に従った活動ができるようになるでしょう。

家系より深いルーツとは、民族、国家、地球人、ひいてはQHHTで明らかになった宇宙の家=恒星です。地上的家族に縛られているかぎり、月の表す私生活も水星の知性も型にはまった通りいっぺんのものにとどまり続けますが、いずれそこから出て行くことになります。

地上の家族に遠慮した生き方から、23、4歳で鬱になったのをきっかけに抜け出しつつあるとも言えます。日本社会の常識から、地球人としてあるべき姿から抜け出ようと模索しているところです。

太陽

太陽は7ハウスにあり、サインはみずがめ座なので、大家さんは5ハウスいて座の天王星です。この天王星はサビアンシンボル「母親に引かれて急な階段を登る幼児」という度数にあり、木星と合。母親のような存在の助けを得て、ひとりでは登ることのできない思想的高みへ到達する。天王星なので、土星という社会的常識の枠組みを超えたところにある思想がベースとなる。占星術や松村先生のタロット道みたいに万人受けは決してしない思想に没頭するあたりまさにこれ。

太陽はこの天王星大家さんの方針に沿うようにして、7ハウスで活動する。社会的人格をまとって接する人との出会いは、すべからくこの急進的思想を追求する材料になる。理想理念を追求しながらも、肉体や感情、インナーチャイルドに配慮しようとする度数。肉体、感情と精神とのバランスを追求する。

ただし古典占星術では、みずがめ座の支配星は土星です。大家さんがふたりいる状態。松村先生によると、古典の支配星は物質世界の表現を、トランスサタニアンによる副支配星は心理的表現を表すことが多いとか。

さそり座土星を大家とする場合、太陽は家族との感情的結びつきを安定させるという方針に従って活動することになります。パートナーを選ぶときに家族との関係を脅かすことがないかを考えに入れる。でもそれはみずがめ太陽の嫌がることです。さそり座の粘着性を唯一突破できるのがみずがめ座。でも土星を支配星と見るかぎり、太陽が劣勢ですね。するといよいよ、天王星の加護を求めるようになるでしょう。遊びで急進的思想を追いかける。すると土星にいじめられていた太陽が息を吹き返す。

土星

土星は月のところで書いたように冥王星が大家さんです。

土星の面倒は冥王星がみる。冥王星は3ハウスてんびん座30度、サビアンシンボルは「哲学者の頭にある3つのコブ」です。これは肉体、感情、精神、の3つの領域の知性を偏りなく発揮しようとする哲学者=錬金術師の度数です。冥王星は太陽系の外との接点なので、この度数にまつわる情報を太陽系外=宇宙人から持ち込みます。太陽系外の情報は既存の書籍に書いてあるわけではないので、書籍などの文字情報は、冥王星の持ち込む情報を表面意識に浮上させるきっかけにしか過ぎません。チャネリング資料なども参考にするかもしれないですね。

この冥王星が大家さんの長屋で、土星は活動しています。ICに乗っている土星が家族と個人の壁がないほど深く関わりあうなかで濃い感情を体験すると、それが冥王星を活性化して、冥王星は外宇宙から統合的知性に関する情報をさらに取りこむようになります。一方、冥王星が太陽系外から持ち込んできた統合的知性に関する情報は、土星がさそり座的感情体験を消化する助けとなる。

家族とのトラウマのような感情体験のおかげで深く思索する方向にエネルギーが働き、それが家族との関係消化に役立つ、という流れです。

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