【自分の出生図を読む5】金星の年齢域 16ー25歳 

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【この記事はnoteから転記したものです】

今回は金星♀について。金星は思春期、16〜25歳に発達する天体と言われています。若い女性や楽しいこと、わくわくすることを表していて、金星期には金星のあるサインが主に発揮されます。Natal

サインとハウス うお座、8ハウス

 私の金星はうお座にあります。

うお座は水の柔軟サインで、霧雨のようなイメージ。ふわふわとどこにでも入り込み、水分を含ませます。自分と他人との境界線が曖昧になり、同調する能力が高いサインです。人の気持ちがわかるぶん、自分を押し出せず、スキを作って踏み込まれるけど、よく言えば感受性が豊かで芸術肌。

また金星がこのうお座にあると、エグザルテーション(高揚)して品位が高い状態になります。金星はうお座にいると居心地がいい、ということです。うお座の金星は甘やかされているお姫様みたいなイメージ。

8ハウスに金星があると、恋人やはまっているものなど対象に深く没入することに喜びを感じます。人からのもらいものが多く、しかもうお座なので相手と自分との境界が曖昧になり、(2−8軸の表す)資産を共有するかたちに落ち着きやすいです。

さらに8ハウスは、他者、対象と深く関わって、自分と相手を変容させ、相手から何かを受け取る、という部屋でもあるので、縁のある人や組織、考えなどに深く没入します。

 

 これに関しては、今のパートナーと付き合うようになってからすごく実感することが多いです。何人か付き合った男性たちは概ね7ハウスの対人関係止まりで、8ハウスまで進んだのは彼女が初めてかと。

ほぼ結婚生活になってから、確かに金運も上がりました。もらいものもすごく多くなった。いつも彼女が会社から食べ物やらなんやらともらってきてくれます。彼女の資産を管理するようになったのもまさに8ハウスうお座的です。

集団の潤滑油をするのは、めんどくさいからあんまりやりたくないけど、やろうと思えば簡単。なぜめんどくさいかというと、対人関係で魚座金星を出すと、踏み込まれやすくなって自分のペースを保ちづらくなるからです。これはサビアンシンボルにも表れています。

サビアンシンボル

 うお座15度のサビアンシンボルは「部下のために訓練の準備をする将校」と言うしおらしい度数。15度はどのサインも環境や他者に押し付ける度数ですが、柔軟サインはその押し付けが「よかったらどうぞ…いつでも引っ込めますんで…」という弱気な態度。実際の戦地ではおよそ役に立たないであろう訓練をこまごまと準備する将校。でも本当に伝えたい実戦経験は伝えられらない。

 今までの経験から言うと、人に対して何か伝えたいとき、まさにこの度数を再現しています。自分の考えを伝える時に、あれこれ細かいことで気を揉むわりに、ぼそぼそっと言うだけ。なのでほとんど伝わらない。相手が気に障るのであれば、別に無視してくれていいから、みたいな押しの弱さ。押し付けがましいのが嫌なんだな。

 私はこの弱気の金星をけっこうコンプレックスに感じています。よく知らない人にスキを見せて踏み込まれやすい。(追記:これは太陽期の最後に太陽を使えるようになってきてから、ほとんどなくなりました)

逆にいうと、人の気持ちに慎重なので場をあらだてることは少ないですが、敏感すぎて自分の感情がグラグラと揺らぐことが少なくありません。

そして、自分の意見を押し付けてくる人にはイラっとします。自分が本当はそうしたいのにできないから。理想はしっかり意見を言えて、押し付けるわけでもなく、飄々としていられる人。ということは、太陽を使えばいいんだな。金星は芸術方面や彼女との関係で使うようにして、対人面にはみずがめ座太陽を使っていけるように意識すればいいということかも。

金星が3ハウスを支配

 金星はてんびん座とおうし座の支配星なので、私の金星は学習や考え方、技能の部屋(3ハウス)と社会的立場の部屋(MC、10ハウス)を支配しています。

 3ハウスの学習、思考、技能という面でいうと、何かを学ぶときや技能を身につけるとき、人とお話ししたり本を読む時に、8ハウスのうお座金星を使うということです。私の場合は、教えてくれる相手を喜ばせて学びや情報を引き出す、読書や技能習得に楽しく没入する、という部分でこの3金星3ハウス支配のはたらきを実感できます。没入というと、3ハウスの後ろの方に冥王星があることも関係していると思います。

 こないだベトナムのオープンカフェにいる時に、背後からベトナム人のおじさんが英語で話しかけてきました。アメリカに亡命して、高級レストランを経営しているとかで、英語がうまい。おもしろいからふんふんと相手に合わせて、同調しながら身の上話を聞いていました。私は自分の考えはほとんど何も言わない。ただ話に入り込んで聞くだけです。すると、相手はどんどん話をしてくる。私と一緒に、本を書こうとか誘ってくる。私としては、おじさんとの交流には関心はないけど、話自体はおもしろいから、8ハウスの占星術研究の材料に持ち帰りたい。生年月日も聞き出しました。うお座のスキのある金星が引っ掛けた3ハウスの人ネタ、という感じです。

 それにしても、おじさんに背を向けて一生懸命ノートにモーニングページ書いていたのに、私のパートナーが席を立ってひとりになった途端、話しかけられるって、どんだけスキあんねんという話。これは金星が8ハウスで隣り合っている火星を男性に投影する結果、男性が寄ってくる、ということもあります。でも、たまにこういうおもしろい話を釣れるのはうお座金星の力だと思います。どっちかというと不意に踏み込まれて不快な思いをすることの方が多いけど、使い方をコントロールしていくことができれば、使い手はあります。

金星がMC、10ハウスを支配

 もう一つの10ハウスおうし座の支配星としての金星。松村潔著『最新占星術入門』の「10ハウスの支配星が8ハウスにある」という項目によると、

「周囲に迎合しない、独自の経歴を歩む。自我の確立には、多くの個人的な紆余曲折があり、(中略)孤独で孤立した人生を送る傾向が、いつの間にかこの人の大きな才能を育む結果になる」

!孤独で孤立しているの大好きなのだけど、それでいいんだ、と安心しました。8ハウスは何かに深く関わることによって、じっくりと時間をかけて自分を変えていくというハウス。またおうし座そのものがじっくり時間をかけて、着実に作り上げる、というサインなので、社会的立場を確立するには時間がかかると読むことができそうです。

金星が3ハウス(てんびん座)の支配星であることを考え合わせると、知識や人と深く関わることを通して社会的経歴を作っていく、ということでもありそうです。

アスペクト 金星と火星の合、ついでにうお座火星について

金星はオーブ4度で火星との重なっています。コンジャンクション、合です。

火星と金星とのコンジャンクションは、基本的には男性性と女性性とが合体したイメージ。金星が働くと、連動して火星も働きます。火星から見ると攻撃力が穏やかになるし、金星から見ると感受性に荒っぽさ、活気が加わります。

火星を自分で使えない間は、金星が働くと、火星を投影する相手が近づいてきます。8ハウスうお座なので、その相手と性的関わりを持ち何かをもらう、受け取るということももちろんあります。だけど経験を積むと、もっと精神的にこの火星・金星を使えるようになってくる。自分のなかの魅力(金星)と主張(火星)を意識的に使えるようになってきます。

あとは、特に同性にのみ惹かれるわけではないのに同性パートナーと付き合っていることに、この8ハウスの金星火星合のはたらきが(7ハウスの水がめ太陽とと共に)寄与していると思います。

自分のなかで女性性(金星)が強く働くとき、同時に男性性(火星)も強く出るからです。なので男性と付き合う場合、自分の火星を抑圧して金星だけを担当しなければなりません。となると、うお座火星的な人と付き合うことになりますが、うお座火星を投影する相手は感情的に不安定な人が多い。少なくとも過去に付き合った男性はそうでした。私と付き合うと、そうなってしまいがちだということですね。

なので火星も自分で担当して、相手には投影しない方が身のためというか、付き合いが感情面では安定します。日本人社会では、女性は火星を他人に投影する方が楽な一面があり、するとどうしても火星をコントロールできずに男性問題に巻き込まれることになってしまいます。

(2019年追記:火星期に入り、火星意識が主体になってくるにつれて、人に積極的に依存する、という8ハウス火星の使い方もあるというのがわかってきました。受け取る力を能動的に使うということ。使い方がわかれば、うお座の火星は品位が悪い、ということをさほど気にすることなく、個人の立場を押し出していける。特にうお座火星はスピリチュアルに関することに使いやすいと感じています。)

あと個人的には、性的関わりがあると、精神的にはそこまで深く関わらなくても8ハウス分野。で、深い縁(えん)がある相手や深い信頼関係ができている相手とは、性的関わりがなくても8ハウスが当てはまります。師匠からものを教わるとか、遺産を受け継ぐとかですね。

 いや〜金星だけでもいろんなことがわかるなぁ。ネイタルチャートを読んでいたらいくらでも読めるって本当なんだ。こりゃ大変だな。

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