誕生日はヴィパッサナー 瞑想合宿で 京都ダンマバーヌ 3日間コース

カスタマーリンク

こないだはニートと仏道修行者には共通点があると申していましたが、この週末に再びヴィパッサナー瞑想合宿に参加して、やっぱり似て非なるものなのかな、と考え直しました。いちばんの違いは、戒律の有無です。規律を守って生活しているかということですね。

今回参加したのも、2018年10月に初の10日間コースでお世話になったDhamma.orgの京都の瞑想センター、ダンマバーヌです。

 

前回の初参加からはや3ヶ月半が過ぎました。瞑想方法や日々の生活上の注意など、学び直すことができて大変有意義な3日間コースでした。

Day0

3日間コースは10日間コースを受けたことのある「古い生徒 Old Student」だけが参加できるコースなので、センターへの道すがら会う人たちも「ダンマの仲間だ」と親しみを感じます。バスの後部座席はほとんどがセンターへ向かう人たちでした。最初の時の悲壮な緊張感を思い出しながらのんびりとした気持ちでセンターへ向かうことができました。

3日間コースでは0日目(Day 0)の14~17時ごろに受付をすませて18時から軽食をいただいたあと、割り振られたお部屋で荷ほどきをして、20時に瞑想ホールでコースが始まります。今回は1階の階段の真下のお部屋。2月の寒さに耐えられるかしら、と思っていましたが、建物のなかは常時、暖房で暖められていてそこまで寒い思いをせずに過ごさせていただきました。それにあとで聞いたところによると、寄付金が集まったので窓ガラスを防寒のために二重ガラスにしたとのことでした。ありがたや

同室の方はフィリピンからの若い方とコースに数回参加されているという同年代の方でした。

Day1

瞑想は、10日間コースと同じく、まずアーナパーナ瞑想から取り組みます。これは呼吸とともに鼻腔の下、上唇の上の部分にだけ意識を集中させるというものです。アーナパーナはコース期間の3分の1、10日間コースの場合は3日間、3日間コースの場合は1日目(Day0-1)だけ取り組みます。

アーナパーナ瞑想はいつもコースの始めの方に取り組むということもありますが、ぼびおはいつもいろんなイメージや悩みがどんどん表面に出てきて覆い尽くし、うまく集中できないし眠気も出るしでなかなかうまくいきません。今回はやっと1日目(Day1)の夕方ごろに集中できるようになってきました。

また、古い生徒は新しい生徒たちが取る5つの戒律に加えて3つの戒律を取るため、お昼のあとは固形物を頂きません。実家暮らしで毎日夕飯をしっかり食べていたのもあり、これが意外とこたえました。

ちなみに5つの戒律は

  • 殺さない
  • 盗まない
  • 性的間違いを犯さない
  • 嘘をつかない、とげとげしい言葉を使わない
  • 酒、麻薬類を摂らない

というものです。いずれも言葉、行動で人を傷つけない、ひいては自分を傷つけないためのものです。

この五戒に

  • 高い豪華な寝台で眠らない
  • 装飾品をつけない
  • 午後は固形物を(牛乳や豆乳も)摂らない

が加わります。

これは慢心を軽減して、瞑想を深めるためのものと理解しています。

途中で気がついたのですが、10日間コースとは違って、先生から「ホールか自室で瞑想を続けてください」との指示がなかったため、みんなずっとホールで坐っていました。そのせいか、休憩が少ないように感じました。瞑想しに来ているので、休憩が少ない方がありがたいです。ほかにやることもあまりないしね。

Day2

2日目(Day2)は、実はぼびおの誕生日。毎年雪が降るのだけど、今年も起きると外は銀世界でした。いろんな人にお祝いされない静かなお誕生日が気に入っていて、毎年このスタイルにしたいと思っています。

この日は早朝4時半から6時半の瞑想までアーナパーナを練習したあと、8時から本格的にヴィパッサナー瞑想に取り組みました。アーナパーナで培った集中力を利用して、全身をくまなく調べていきます。

ひとりでやっていると、どうしても全身の点検が雑になっていたので、改めてゴエンカ師の指導を聞くことができてよかったです。アーナパーナをしっかりやったあとは、ヴィパッサナーにも深く入ることができました。

ぼびおの場合、いつも左腕に激痛が走ります。今回もアーナパーナの時から腕に痛みが出始めましたが、その痛みに気を取られないように、との指導があったので、「この痛みも感覚に過ぎない」と自分に言い聞かせていました。

Day3

あっという間に最終日。お昼には早くも「聖なる沈黙」が解かれてしまうので、午前中にしっかり坐るのがオススメです。やはり誰かとおしゃべりする雰囲気があると、一気に緊張感が緩んで瞑想に入るのが難しくなるように感じます。

最後の最後まで集中して坐れる環境でヴィパッサナーに取り組むことができました。瞑想ホールは1989年から途切れることなく大勢の方が瞑想し、慈悲の念を練習してきた場所なので、波動的にとても瞑想しやすいと感じます。この場所にきて坐る機会を持つことができて本当に感謝しています。

午後は講話のあとメッター(慈悲)の瞑想をして、終了します。自室の掃除と各自、分担してセンターの清掃をして、センターの方にバンでバス停まで送っていただきます。この最後の清掃も仲間との共同作業が楽しく、センターへの感謝の念を表すことができるので貴重な時間です。

まとめ

今回の収穫は1)講話を聞いて、ヴィパッサナーの仕組みを改めて学べたこと、そして2)自分の中に莫大な怒りが眠っていることを自覚できたことです。

1)修行生活は

  1. 規律正しい生活(戒律を守る)
  2. 集中 (アーナパーナ瞑想:呼吸に気づく)
  3. 智慧 (ヴィパッサナー瞑想:身体の感覚=蓄積された記憶のあらわれに動揺しないよう練習する)

の3段階から成り立つということを忘れていました。

特に1番、戒律のうち、「とげとげしい言葉を使わない」というのをもっと念を入れて守ろうと思います。

実家暮らしをしていると、ついつい家族には怒りが噴出してしまい、毒を含んだ言葉を投げかけてしまいます。とげとげしい言葉を放つことによってもっとも大きな被害を受けるのは、自分自身だとわきまえることがポイントですね。

2)腹の立つこと、怒りがどれだけまだ自分の中にあるか、いかに慢心が強いかに気がつくことができました。それは瞑想中に、深くまで入ることができればですが、強い痛みとなって現れてきます。これを淡々とやり過ごせるかというと、とても難しいです。

前回はヴィパッサナーの仕組みの完璧さに感動して帰ってきました。今回は冷静になった分、自分の現在地を以前より客観的に観察することができました。小池師匠が解脱して帰国された暁にはぜひ弟子になりたいと思っていたけれど、今の段階ではそれすら覚束ないです。

少しでも性格を改善できるように修行を続けていきます。

カスタマーリンク