陰陽バランスの話 全体性を取り戻す

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東洋の思想に陰陽を表す太陰太極図ってよく出てきますよね。

太極図

西洋占星術を勉強していて、あまり陰陽、という考え方になじみがなかったのですが、ここ最近、やっとその意味を実感としてつかめるようになってきました。

パートナーとの別離による精神的打撃で人生最高レベルの「陰」ネガティブさを経験させてもらいました。

そして「ネガティブがずっと続くことはない。必ずそこから浮かび上がってくる」という事実を、最近やっと身体で理解できるようになりました。もうあの時ほど落ち込むことが「できなく」なっていることに気づいたのです。ネガティブの中にいるときには絶対に想像できなかったけどね。

「陰、極まれば、陽に転ず。陽、極まれば、陰に転ず」

あんなに毎日涙がとめどなくこぼれていたのに、ネガティブなエネルギーを出し尽くすと、もうどんなにがんばっても落ち込めない。結局、体も心も自由意志ではなく、エネルギーに従って動いているだけの機械である、ということが一層腑に落ちました。

 

この強烈なネガティブから浮上する体験を経て、今はポジティブすぎず、ネガティブすぎず、の真ん中にいるように感じています。これが一番、平穏で理想的な状態だとも。

太極図にはこのネガティブとポジティブのバランス、ネガティブの中にポジティブの核があり、逆も然り、ということが見事に描かれています。

今朝、ふと感じたのは、今までずっと「ポジティブだけ」を求めてネガティブを心の奥底に押し込めていたから、ウツになり、しまいには今回のような大きなネガティブ体験に襲われたのだ、ということです。何もかも、エネルギーがバランスを取ろうとして出てきた現象に過ぎないんだ、と。

心屋さんとか本田健さんとかいろんな人がずっと伝えてくれていることなのに、わかっていなかったんですよね。

さらに、ネガティブをとことん味わい尽くすなかで「人生の価値はポジティブな体験にだけあるのではない。ネガティブな体験にも同等の価値がある」ということが腑に落ちました。

これは体験してみるまでは、実感として全く理解できませんでした。誤解を招くかもしれないけれど、確かにネガティブな体験も魂にとってはポジティブな体験と同じように大事なのです。

この世界は美しいほどに例外なく物理的にエネルギーが支配していて、奇跡と呼ばれる出来事も災難も、あらゆる現象はただエネルギーが均衡しようとして現れたに過ぎない。

 

占星術の観点から言えば、経過の惑星からのエネルギーの影響や惑星意識の発達は、陰陽のバランスが取れる方向に働く、ということになります。

心の隠れた部分、シャドウを土星が受け持つことについては、心理占星学の第一人者、リズ・グリーンが『サターン 土星の心理占星学』に詳しく書いています。

 

ぼびおの場合、実家、ルーツを示すICの土星(+冥王星)をできるだけ見ないようにしてきたことが、鬱とパートナーとの別離につながりました。陰の土星を押さえ込んで、陽の太陽や金星だけを追い求めてきたということです。

かといって、陽の力が少ない場合、土星を若い時期から真正面から受け止めると、エネルギーが足りなくて文字通り生命が維持できなくなる恐れがあります。

ぼびおは実家から物理的に遠い場所に離れて、パートナーとの幸せな生活を追い求めるなかで、陽気(ポジティブなエネルギー)を存分に蓄えたからこそ、土星に投影する陰気さと少しずつ向き合うことができるようになったんだと思います。

そうして、陰陽のバランスが少しずつつかめてくると、本当の意味で心の平安を得ることに繋がるように感じています。陰陽のバランスを取るとは、松村潔先生のいうところの、全惑星意識、太陽意識と同じように「全体性を取り戻す」ということです。

生まれもった偏り、身につけた偏りを元に戻すこと。人生行路はその過程でしかないように感じています。

惑星体験を重ねることによって、12サインを7惑星が満遍なく体験することによって、ネイタル(出生図)の偏りを元のバランスに戻していくこと。

もっと言えば、この宇宙も時間と空間という次元を使って、ただ元の無の状態に戻っていくプロセスでしかないんだろうな、と思うのです。

ただし、偏りのある状態こそがバリエーションであり、豊かさでもあります。偏りがある人が魅力的なのは、そもそもこの地球というバリエーションが価値を持つ世界に生まれてきた醍醐味をみるからではないでしょうか。偏りは、楽しい面白いものなのです。そして苦しみの元でもあります。

完全に陰陽の調和がとれた状態は神であり、キリスト意識であり、ブッダです。そこを目指す人もいるけれど、ほとんどの人はこの俗世で楽しく面白いもきで遊ぶために生まれてきた、というところがあります。

偏りは楽しいし癖になる。でも宇宙のエネルギーは、全体性を取り戻してゼロに回帰する方向に流れていく。思いがけない習性や矯正に襲われないようにするためには、偏りに溺れるよりもバランスに目を向けるほうが無難なのでしょう。その辺は人それぞれ、生き方の好みだよね。

 

そういえば、本田健さんはポジティブなことを言われたら、心の中ですかさずネガティブなことをつぶやくそうです。

例えば「あなたの本のおかげで人生が変わりました」と言われたら、

「いや、僕は人の人生を変える力なんてない」と心でつぶやく。

また、誰かに対して極端に良い印象を抱いたら、それと対になる欠点について思い浮かべておく、とか。

そうやって陰陽のバランスを意識的にとっているんだって。

 

私は今まで、すごいと思う人を見つけてはそんな風になりたい、と願い、そうなれない自分に腹を立ててきました。でもどんな人にも陰陽のエネルギーが備わっていて、それに気づいているかどうかがその人の落ち着きや魅力に影響する。輝いて見える人の陰陽の陽ばかりみていても、本当の魅力はそこにはないんだ。

そうして、陰陽の陽ばかりに目を向けるのではなく、自分の中の陰も陽も受け入れている人が魅力的なんだね。

陰を押さえつけて、陽だけを押し出そうとしている人は、なんとなくバランスが悪い。私もそうなりかけていたなぁと思う。ちょっと考えてみます。

 

 

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